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経営者にとって従業員を評価する際の基準として、基本的なものを3つ挙げることができます。
1つ目の「職能等級」は、従業員をどの程度仕事ができる能力をもっているかで階層に分ける方法であり、「××ができる能力の人材=○等級」という分け方になります。属人的な能力で従業員を区分することになるためソフトな印象がありますが、主観的な評価になりやすいことと年功序列的処遇になりやすい点も持ち合わせています。
2つ目の「職務等級」は従業員が実際に担当する仕事の大きさや難易度を評価して等級に区分する方法です。欧米ではこの等級の仕方が主流であり、日本では外資系企業などで多く取られている手法になります。
3つ目の「責任等級」は、配属されている組織的な役割の中で要求される成果に対する責任のレベルで従業員を区分する方法です。「役割等級」とも呼ばれています。会社が従業員に要求する成果や期待される行動のイメージを「責任」として積極的に打ち出し、評価基準にも連動されるやり方といえます。